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  • 執筆者の写真fidelishara

グローバル化を妨げるコロナとロシア

グローバル化の波の中で、コロナ前にはラグビーのワールドカップが開かれたのが2019年の10月でした。世界から多くの観光客が訪れ、2020年の8月の東京オリンピックでは、インバウンド需要は頂点に達し、我が国の観光産業は大いに潤うはずでした。ところが2019年2月には例の横浜港に到着した客船から感染者が見つかり、それ以来我が国はコロナの波をもろにかぶることになりました。オリンピックは辛うじて開かれましたが、未だに「鎖国」は開けていないと言っていいでしょう。グローバル化の一つの柱、人の移動が大きく制限されました。そして、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、人の流れだけではなく、物の流通、情報の統制も行われ、グローバル化の他の2つの柱も妨げることになりました。帰国生の皆さんは、出発するときにはまさかこうなるとは思ってはいなかったでしょう。留学して2年ないしは3年間、コロナの影響で一時帰国ができす、今回の本帰国で2年ないしは3年ぶりの日本だったという人が多くいたことでしょう。しかし、この経験は貴重です。海外の感染状況、感染対策などを知り、日本政府あるいは日本人とは違うコロナウイルスの接し方を目の当たりにしたことでしょう。また、滞在国の政府や人々のウクライナへの支援の仕方、あるいは逆に人々の物価高やエネルギー不足のイライラを間近で見たかもしれません。そういう経験は、志望理由書、あるいは小論文の中で、文章として書くことができるかもしれません。こういう時期の留学だったから得られた経験があります。それを是非、大学の入試にあたって、提出書類、小論文、面接などで生かして欲しいと思います。





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