毎年春場所は荒れるといわれている。しかし、今場所は荒れる要素が少ないのではないか。照ノ富士は先場所、優勝を逃したとはいえ、実力はずば抜けている。それに、今場所は新大関御嶽海が心技体ともに充実しており、ちょっとやそっとでは崩れなさそうだ。そして、体がふた回りほど大きくなった阿炎が関脇として10番は固い。この中から優勝者がでるとしたら、これは順当だといえるだろう。期待したい力士は宇良だ。彼が10番勝ち三役を今度こそ果たすとすれば、それは場所が荒れるということになる。大阪寝屋川の出身であり、是非ともも勝ちたいだろう。場所を楽しくするには宇良の活躍が欠かせられない。
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