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  • 執筆者の写真fidelishara

英語作文の森 2

 中学生の英語作文においてあまり間違ってほしくないのは、動詞の活用です。不規則動詞の活用は鬼門であり、かなりの生徒さんが同じ間違いを繰り返します。私の生徒は、話した=talked , 思った=thinked ,  割った= breaked と書いており、なかなか間違いが直りません。やってはいけない間違いですから、試験までに直して欲しいです。

 そのほか、比較級も怪しい人がいます。more young , more tall, などなんでもmore を付ける人がいます。基本的には3音節以上の形容詞にはmoreを付けるのが原則です。more beautiful がそうです。一方、2音節以下は、er をつけます。taller younger prettierがそうです。但し、例外もあり、quietは2音節ですが、quietter の他、more quiet も使えます。

 それから、私が生徒に注意しても、なかなか直らないのが、段落をしっかり設けないまま、用紙にびっちりつめて書く癖です。英語作文では、序論、(序論に何を書くかは問題ですが、それは別の機会にお話しします。)本論1,本論2,・・・結論を書くことを意識し、それぞれを段落に分けて書きましょう。

 そして、作文が、序論から結論まで、4ないし5段落構成の形になるようにするためには、作文を書く前に10分ほどかけて答案の作成メモをつくりを必ずしましょう。あらかじめ、どのお話をどの段落に書くのかを決めておきましょう。そうして、書き始めたら、そのメモは地図のように頼りになる存在ですから、そのメモ通りの流れで答案が完成するように心掛けましょう。

 現在英語作文の授業では作文を書く前に必ず皆さんに10分くらいでメモを作ってもらっていますが、これがなかなかできない人もいます。できない人は、メモがないまま作文を書き始めることになりますが、それは地図を持たないで初めての山登りをするようなものです。作文を書いている途中で何を書いているのがわからなくなります。そして、同じ話を2度、3度繰り返すことになります。山登りで言えば、それは遭難です。そういう事態を避けるために、上手なものでなくていいので構成メモを書くことを指導しているのです。










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